6月からのパンについて

5月の連休明けからお休みを頂いています。
6月からの体制を考えたり、お受けしているお仕事をこなしている毎日です。
気がつくとhu-12周年もしらっと過ぎていました。(毎年特に何もしていませんが)

パンの試作も今までは営業日のパンをこなすのに精一杯でなかなかできませんでした。
いかにシンプルな材料でバラエティのあるパンや、柔らかいパンを作れるか。
など実験の様に繰り返し作っています。
1人では到底無茶な数を機械の様に作っているのとは違い、本当にワクワクする時間です。
あーこんな事をやって仕事になったらいいなと本当に思いますが、現実問題そうはいきません。パン屋はかなりブラックです。

hu-を始めてからずっと、お客様にとって馴染みのある、食べやすいパンを作ってきました。
(特に初めの頃はフランスパンは売れず、メロンパン、あんぱんなどオーソドックスなものが中心でした。ベーグルを知らない方も多かったです。)
常連のお客様の為にラインナップやレシピもほぼ変えずに作ってきています。
ですが、本当に私が作りたいパンがそれに押されて作れないという葛藤は常にあり
悩みでもありました。

今回、新型コロナウィルスがもたらした様々な事により、
自分の限界や、求めている事、そして人の本質が
よく見えました。

また、マスク不足を始め、外国に依存している物づくり。
パンもまた多くを輸入品に頼っています。
そこでこれからのやり方として「日本国内で完結できるパン作り」という事も
一つの目標として浮かびました。 .
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6月からのパンのラインナップは、今まで人気のあるパンは
残し、やはり私が納得する作りたいパンというものを
出していきたいと思います。
いつものお客様には、「あのパンがなくなってしまったわ。」「hu-さんどうしたの？」
と思われるかもしれません。　
でも、「新しいパンも美味しいわ」と言って頂けるように私の作りたいパンを
お客様に寄せて作れるようにがんばります。

営業形態もまだコロナ渦ですので以前のようにはいきません。
なかなかご無理を言うと思いますが、
また6月からよろしくお願いします。