パンの材料あれこれ ~ショートニング~
更新日:2021年8月26日|カテゴリ:メニューのこと
ショートニングはお菓子やパン作りで使用される固形状の油です。サクサク感を出したりするのに有効です。
そんなショートニングですが、
一時、アメリカ、ヨーロッパをはじめとした国々から、
トランス脂肪酸を含む事で使用が問題視された時期がありました。日本でもその話は知っている方が多いと思います。
(トランス脂肪酸→動脈硬化、心臓疾患を引き起こす)
しかし、現在では日本のメーカーでも配慮する様になってきていて(少なくとも当店が扱っていた製造メーカーさん)
製造過程でトランス脂肪酸ができるという、水素添加法はやらなくなってきています。
トランス脂肪酸を含むショートニングは悪い。と言う話は、
メーカーさんの努力によりわずかに含んでいるだけの現在では、もう過去の話になりつつあるのかなと思っています。
ただ、ショートニングは油からできています。
その油、どんなものが入っているかは意外に知らないのでは
ないでしょうか?
ショートニングは植物油を加工して作られています。
コーンや、菜種油なんかです。
その植物がもしかして?もしや遺伝子組み換えの作物であったとしても、消費者のみなさんにはなかなか知る機会がないかと思います。
(私は結構しつこくメーカーさんに電話したりして確認してしまいます。笑)
今、当店で使用しているショートニングは、
*水素添加なし(トランス脂肪酸ができない)
*添加物、保存料不使用
*有機パーム油100%
(有機JAS認証、欧米オーガニック認証)
*アレルギー特定原材料27品目含まない
のダーボン・オーガニックのショートニングを使っています。
添加物大国の日本。
食べ物のパッケージの裏にはさまざまな添加物が。
少しでも中身の安心なパンをと思い、作っています。